どうも、かいそん(@kaison_retire21)です。
10月の3連休に、初めて登山にチャレンジしてみました。
既にセミリタイアした方の中に登山をやっている人がいて、どんな感じなんだろうと気になったからです。(ミクさん、内向型の頂点さん)
あと、以前からずっと母親が山に登りたいと言ってたので、遥々新幹線で実家まで帰り、
そこから長距離車を走らせて四国のとある山に登ってきました。
登山といっても、片道5㎞くらいのコースを登って降りるだけの初心者コールだったのですが、まさかの遭難しかけてしまいました。
Contents
登山で遭難しかけた7つの起因
山に着くまでの時間が誤算だった
母親が車で片道2時間と言っていたので、山登りする時間含めても朝6時に実家を出れば、
帰り道にラーメンとモンブランを食べても十分日帰りできる計算でした。
しかし、実際にナビをしてみてところ、3時間30分という文字が・・・
前日に違うところをナビして2時間と言っていたのか、たまたまナビがバグっていたのかは分かりませんが、これだけで往復3時間、
出発するのが1時間遅れたのでこれだけで4時間もロスすることになりました。
人が多い
3連休のせいか、人がめちゃめちゃ多かったです。
歩く道が狭いので、上り側と下り側、どちらかが避けないといけません。
下りの時は僕らが一番最後だったので避ける必要はなかったのですが、上りの時は下る人が多くて200人くらいの人と挨拶を交わし、避けあったと思います。
個人的には、山登りするよりも、多くの人と接する方が疲れました(笑)
雨が降って山道がビショビショ
前日に雨が降っていたらしく、水たまりができたり、ヌメっていたのですごく歩きにくかったです。
さらに、母親の足がナメクジのように遅いこと。。。
まだ40代半ばなのに、後から来た60代の夫婦にさっさと抜かれるという始末でした。
どんだけ体力ないんだと思いつつ、滑ってこけないように見守りながらゆっくり登りました。
その結果、上りで2時間半、下りで2時間と言われていたコースですが、上りで4時間半、下りで3時間以上かかってしまいました。
ガス(霧)で視界が悪い
登りは雨も降ってなくて、霧もなくすごく視界も景色も良かったです。(曇ってはいましたが。)
しかし、頂上を登った途端に天気が悪くなり、小雨が降って霧が出てきました。
そのせいかますます歩きにくくなりました。
↑急に霧が降りて来る
道に迷う
ルートがいくつかあり、下る時に、来た方向と逆のルートを下ってしまいました。
往復1.0㎞で済んでよかったのですが、山道の1.0kmは凄く長く感じるし、これだけで1時間もロスをしてしまいました。
道に間違ったことに気づいて良かったのですが、バスも電車もタクシーもない、電波も繋がらない、本当に何もない山奥なので、
もしあのまま道に間違っていることに気づいてなかったら・・・
と考えると恐ろしいです。
日が暮れて何も見えない
(↑真っ暗になる直前)
そうこうしているうちに、日が暮れて真っ暗になってしまいました。
雨で滑りやすいし(一歩踏み外せば奈落の底)、びしょ濡れで寒いし、母親の歩くペースはますます遅くなるし、猟禁止区域なので野獣は野放しにされています。
途中、聞いたこともないような獣の声が聞こえて、チビりそうになりました。
幸い、僕のスマホの充電がまだ残っており、懐中電灯機能があったので足元を照らしながら慎重に照らしながら山を下りましたが、
それでも霧でほとんど見えないし、道中クマザサが生えていて熊がでたらどうしよう、俺は今日死ぬのかなとかいろいろ考えました。
車道が霧で何も見えない
(↑帰り道の車。これはまだ見えやすかった方)
何とか、下って車までたどり着くことができましたが、ここからが本番でした。
霧が凄く車道も狭いので、何も見えないし、ハンドル操作を間違えたら崖から落ちてしまいます。
フォグランプつけてハイビームにしても全然見えず、ガソリンもそんなに残ってないし雨で全身濡れているので、車中泊するわけにもいきません。
なので時速10kmくらいでカタツムリのようにゆっくりと走り、
その日に実家へ戻るのは遅くて無理だったので、帰り道に宿を取り、宿に着いた頃には午前1時でした。。。
(朝実家を7時に出たのに・・・笑)
今回の登山の反省点
時間に余裕を持つ
何とか生還することができましたが、すごく疲れました。
(筋肉痛にはなってないのですが。)
今回の登山で学んだことは、山へ行くときは時間の計算をかなり余裕を持っていた方がいいということです。
途中道が崩れていたり、ルートを間違えたり、ガス(霧)が降りてきたり、怪我をしたり、雨が降ってきたり、何が起こるかわかりません。
装備品を入念に準備
明るいうちに帰るし、軽い方がいいだろうから装備品は水とお菓子とタオルくらいでいいだろうと思っていました。
しかし、実際は日が暮れて真っ暗になり、運よく生還できたから結果的に良かったですが、あのまま降りれなかったら死んでいたかもしれません。
でも、装備品がしっかりしていたら生き残れる可能性はグッと上がるはずです。
今回遭難しかけて、ハンドライト(ヘッドライト)、ライター、保存食、モバイルバッテリー、雨具、防寒着、ナイフくらいは持っておいた方がいいと思いました。
最後に 遭難しかけたけど行って良かった
初めての登山でしたが、想定外の結果になってしまいました。
でも、怪我することなく無事に帰れただけ良かったと思います。
今回登った山ですが、ちょうどその日に骨折してドクターヘリで運ばれた人や、遭難してなくなった方もいるみたいなので、
山登りは危険が付き物なんだと肌で感じることができました。
でも、山頂の景色はきれいだし、良い運動になるので、今回の反省点を生かしてまた今度違う山に登ってみたいと思います。
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